広島県の宮島で有名な厳島神社の御神衣守(ごしんいまもり)の詳しい意味やご利益について事前に知りたいと思っていませんか?
せっかく日本三景の一つであり世界遺産にも登録されている厳島神社を訪れるのであれば、現地で迷わないように授与品を下調べしておきたいものです。
この記事では、全国の様々な神社仏閣を巡って旅をしている筆者が、神様の衣が納められた特別な授与品について分かりやすく丁寧に解説していきます。
具体的には、このお守りがどのような由来でいつから存在するのか、そして中身には何が入っているのかといった基本的な疑問にお答えします。
さらに、授与所で納める初穂料の値段や正しい参拝方法、そして境内で受け取る際の注意点や他のお守りとの違いについても詳しく触れていきます。
最後までお読みいただくことで、御神衣守がなぜこれほどまでに特別視されているのかがしっかりと理解でき、ご自身や大切な家族の健康長寿を願う最高の贈り物として、宮島を訪れた際に迷わず安心して拝受できるようになります。
- 厳島神社で授与されている特別な御神衣守の本来の意味や成り立ち
- 身体健康や病気平癒をはじめとする具体的なご利益の内容
- 毎年元旦に行われる神衣献上式という神事の由来
- お守りの中に実際に納められている旧神衣の詳細
- 境内の授与所で納める初穂料の目安となる値段
- 本社を参拝して授与品を受けるまでの正しい順路や注意点
- 他の一般的なお守りとの違いや選ぶ際の基準
厳島神社の御神衣守とは?意味・ご利益・由来を解説

- 御神衣守のご利益
- 御神衣守の由来・いつからあるのか
- 「御神衣」とは何を指すのか
- 御神衣守が特別とされる理由
- 御神衣守の中身は何?
- 厳島神社の御祭神
- 厳島神社のご利益全体
御神衣守とは何か
白地に金色の美しい神紋があしらわれ、裏面には英語の解説も記載されている格式高い授与品です。
宮島が世界文化遺産に登録されていることもあり、海外からの参拝者にも配慮された作りになっています。
実際に手に取ってみると、紫色の紐が結ばれており、全体的に高貴で清らかな雰囲気が漂っています。一般的な袋状のお守りとは一線を画す、気品に満ちた佇まいが特徴です。
これまでの数々の名社を訪れた経験から見ても、これほどまでに神聖な空気をまとったお守りは珍しいと感じます。
手元に置いておくだけで、神様の身近な存在を実感できるような雰囲気を漂わせています。
御神衣守のご利益
主に身体の健康維持や病の回復、そして長寿への願いが込められた授与品です。
これは、一年間ずっと神様にお供えされていた衣に、神秘的な霊力が宿っていると言い伝えられているためです。
例えば、ご高齢のご両親へいつまでも元気でいてほしいという願いを込めてプレゼントしたり、病気で療養中の方へのお見舞いとしてお渡ししたりするケースが非常に多く見受けられます。
これらのことから、ご自身や大切な人の心身が健やかであることを祈願するお守りと言えます。
御神衣守の由来・いつからあるのか

厳島神社では、毎年元旦の午前零時に神衣献上式という極めて重要な神事が執り行われます。
これは、神様の御衣装を新しく縫い上げ、年の初めにお供えして前年のものとお取り替えする行事です。
古くから衣食住における衣服は、人の命を守る大切な要素として扱われてきました。神様に対しても丁重に新しい衣を献上することで、その年の国家安泰や人々の無病息災を祈り続けてきたという歴史があります。
この神聖な儀式の後に残された旧神衣を活用する形で、現在のようなお守りとして授与されるようになったと言われています。
「御神衣」とは何を指すのか
神殿にお祀りされている神様に、一年を通して捧げられていた神聖な衣装のことです。毎年心を込めて縫い上げられた真新しい衣が、元旦の神事を通じて神前にお供えされます。
この神衣は単なる布切れではなく、神様に対する人々の深い敬意と感謝の気持ちを形にしたものです。
つまり、お供えされている期間中、日々の神事や参拝者の祈りをすぐそばで見守り続けることになります。
そのため、一年間の役目を終えて下げられた後も、決して粗末に扱われることはありません。
御神衣守が特別とされる理由
最も大きな理由は、布そのものが文字通り365日ずっと神様のすぐそばに置かれていたという事実です。
一般的な授与品は新しく作られた後にご祈祷を受けますが、この品は背景が全く異なります。
長い期間にわたって神殿の清らかな空気に触れ続け、神秘的な霊力をたっぷりと受け取っていると信じられているのです。
また、前年の衣を使用するという性質上、際限なく大量に作れるものではないという側面も持ち合わせています。
だからこそ、他のお守りにはない圧倒的な安心感と尊さを備えていると判断できます。
御神衣守の中身は何?
繰り返しになりますが、毎年お正月に取り替えられた後の神聖な衣の切れ端が、丁寧に袋の中へ納められています。外から中身を直接見ることはできませんが、台紙にはきちんとした説明書きが添えられています。
中を開けて確認したくなる方がいらっしゃるかもしれませんが、授与品を分解することは神様に対して大変失礼にあたりますので絶対に控えてください。
目には見えなくても、確かな歴史と祈りが込められた布が封入されていることを信じて、大切に持ち歩くことが望ましい姿勢です。
厳島神社の御祭神
本殿には、天照大御神と素盞鳴尊の誓約によって誕生したとされる宗像三女神が鎮座しています。具体的には、市杵島姫命、田心姫命、湍津姫命という三柱の格式高い女神様です。
海上交通の守護神としての側面を強く持ち、古くから平清盛をはじめとする多くの権力者や武将たちから篤い信仰を集めてきました。
現在でも、海上に浮かぶ壮麗な社殿群は、これらの美しい女神様を讃えるかのように優美な姿を保ち続けています。
厳島神社のご利益全体
宗像三女神の御神徳により、航海安全や交通安全、商売繁盛など多岐にわたるご利益があると言われています。また、美しい女神様であることから、縁結びや美容に関する願いを持つ参拝者も後を絶ちません。
さらに、島全体が神の住む神聖な領域として崇められてきた歴史があり、厄除けや心身の浄化といったパワーも非常に強いと評判です。
このように、様々な願いを優しく包み込んでくださる懐の深さが、全国から多くの人々を引き寄せる理由になっています。
厳島神社の御神衣守の授与方法・値段・入手手段

- 通販で買えるか
- 御神衣守の値段(初穂料)
- 御神衣守を受ける境内の場所
- 御神衣守を受けるタイミング・参拝方法
- 御神衣守を受ける際の注意点
通販で買えるか
原則として、インターネット上のオンラインショップなどを通じた通信販売は行われていません。
これは、本来の信仰の形として、ご自身の足で現地へ赴き参拝することが大切だと考えられているためです。
私自身も様々な場所を巡る中で実感しますが、潮の香りを感じながら大鳥居をくぐり、美しい廻廊を歩くという体験自体に大きな意味があると感じます。
どうしても現地へ足を運べない特別な事情がある場合は、お電話等で社務所に直接ご相談されるのが最も確実な方法です。
御神衣守の値段(初穂料)
最近、宮島を訪れて拝受した方の情報によると、納める初穂料の目安は1,200円程度とされています。ただし、神社の事情や時期によって金額が改定される可能性もゼロではありません。
一般的なお守りが800円前後であることが多い中、少し高めの設定に見えるかもしれません。しかし、一年間神様にお供えされていた衣が入っているという特殊性を考慮すれば、十分に納得できる金額です。
訪問前に電話で最新の初穂料を確認しておくと、現地で慌てることなくスムーズに受けることができます。(2026年4月現在公式サイトには記載なし)
御神衣守を受ける境内の場所

入り口で拝観料を納めて廻廊を進み、本殿でお参りを済ませた先にある授与所の窓口で拝受することができます。海上に建つ寝殿造りの建物は、まるで迷路のような構造になっています。
順路に沿って歩いていけば自然と窓口の前にたどり着くため、道に迷う心配はほとんどありません。
窓口には多くのお守りが並べられていますので、分からない場合は神職や巫女の方に声をかければ優しく案内していただけます。
御神衣守を受けるタイミング・参拝方法
いきなり授与所へ直行するのではなく、まずは神様にご挨拶を済ませてから授与品を受けるのが正しい参拝の作法です。
客神社の祓殿での浄め
入り口を進むと、最初に摂社である客神社の祓殿がありますので、そこで心身を清めます。その後、鏡の池などを眺めながら回廊を進んでください。
本殿での祈願
ご本殿に到着したら、日々の感謝とともに深く祈りを捧げます。
このように、神聖な空気を胸いっぱいに吸い込み、心を落ち着かせた状態で窓口へ向かうことが鍵となります。
御神衣守を受ける際の注意点
もとになる神衣の量が限られているという性質上、頒布される数に限りがある可能性はあらかじめ考えておくとよいでしょう。観光客で混み合う時期や時間帯によっては、品切れになってしまうこともあります。
また、宮島は満潮と干潮で景色が大きく変わるため、大鳥居の根元まで歩きたい場合は潮位を事前に調べておくなどの準備も欠かせません。
確実にお守りを受けたい場合は、できるだけ早い時間帯に神社へ到着するスケジュールを組むことをおすすめします。
厳島神社の御神衣守と他のお守り比較・選び方

- 厳島神社のお守り一覧
- 厳島神社のお守りの種類と特徴
- 厳島神社のお守り人気ランキング
- 御神衣守は他のお守りと何が違うのか
- 御神衣守はどんな人におすすめか
- 御神衣守の効果や体験談
厳島神社のお守り一覧
授与所には、健康や学業、交通安全など、参拝者の多種多様な悩みに寄り添うための豊富な品揃えが用意されています。
病の回復を祈願するもの、受験生向けの合格守、妊婦さんのための安産守などが代表的です。
さらに、悪縁を断ち切るお守りや、心身を清めるためのお守りなど、少し珍しいご利益を持つものも存在します。
現地でどれにしようか迷ってしまうほど、色鮮やかで美しい授与品がたくさん並べられています。
厳島神社のお守りの種類と特徴
ご自身の願いに合わせて最適なものを選べるよう、それぞれの品には明確な特徴と違いがあります。
分かりやすいように、代表的な授与品を以下の表にまとめました。
| お守りの名称 | 主なご利益 | 特徴・詳細 |
|---|---|---|
| 御神衣守 | 身体の健康・長寿 | 神様が一年間身につけた神聖な衣が納められている |
| 安産守 | 安産祈願 | 母子ともに健康で無事に出産を迎えられるよう祈る |
| 合格守 | 学業成就 | 受験生や資格試験に挑む方の努力が実を結ぶよう祈願 |
| 交通安全守 | 交通事故防止 | 車に付ける吸盤タイプやステッカータイプなど複数あり |
| 清め守 | 厄除け・開運 | 邪気を祓い心身を清めて良い運気を招き入れる |
このように、用途に応じてデザインや形状も細かく工夫されているのが分かります。
厳島神社のお守り人気ランキング
明確な順位が公式に発表されているわけではありませんが、口コミや参拝者の声を調べると、やはり際立って人気が高いお守りは御神衣守です。
また、宮島らしい華やかなデザインの身守や、学業成就を願う若い世代からの合格守も定番として人気です。
御神衣守は他のお守りと何が違うのか
他のお守りが新しく製造された後にご祈祷を受けているのに対し、この品は「神様のお下がり」であるという点が決定的に異なります。
一年という長い時間を神殿という最も清浄な空間で過ごした衣には、ご祈祷だけでは得られない特有の重みと歴史があります。
物理的に神様と長い時間を共有した物質が納められているという事実は、他に類を見ない最大の特徴です。
御神衣守はどんな人におすすめか
日々の生活の中で、ご自身やご家族の体調に不安を感じている方や、これから大きな病の治療に向き合う方に強くおすすめします。
また、離れて暮らす祖父母やご両親へ、いつまでも元気で長生きしてほしいというメッセージを添えて贈るのにも最適です。
神様の衣という分かりやすい特別感があるため、受け取った側も必ず喜んでくれるはずです。
誰もが願う根本的なテーマを持っているため、老若男女問わず幅広い世代に適しています。
御神衣守の効果や体験談
実際にこの品を拝受した方々の体験談を拝見すると、非常に興味深いエピソードが語られています。
ある方は、購入後にお守りにパワーを入れてもらおうと神殿でお願いしたところ、すでに力は入っていると心の中で不思議なメッセージを受け取ったそうです。一年間神様のそばにあった布ですから、すでに十分な霊力が満ちていると感じるのも自然なことかもしれません。
このような個人的な体験からも、この授与品が持つ独特の神秘性が広く信じられていることがよく分かります。
アクセス
- 電車
- JR西日本 宮島口駅
- 広島電鉄 広電宮島口
- 船舶
- 宮島口桟橋から フェリーで宮島桟橋へ(約10分)
- 徒歩
- 神社入り口
- 自動車
- 山陽自動車道 廿日市ICより宮島口へ(約15分)
- 山陽自動車道 大野ICより宮島口へ(約15分)
住所
広島県廿日市市宮島町1-1
0829-44-2020
厳島神社の周辺観光のおすすめ
潮干狩り気分で楽しむ大鳥居への徒歩参拝
引き潮のタイミングを狙って大鳥居の根元まで歩いてみるのがおすすめです。普段は海の中に立つ鳥居を間近で見上げると、主柱の力強い質感や圧倒的な大きさを肌で感じられます。
午前中は満水であっても、夕方には潮が引いて道が現れることも珍しくありません。自然の営みによって刻一刻と表情を変える景色は、まさに宮島観光の醍醐味と言えます。
足元が濡れている場合もあるため、歩きやすい靴で訪れるのが鍵となります。
宮島名物のもみじ饅頭を味わう食べ歩き
参拝の合間には、表参道商店街で焼きたてのもみじ饅頭を楽しむのが定番の楽しみ方です。多くのお店が軒を連ねており、伝統的なあんこから洋風のフレーバーまで幅広い味を堪能できます。
例えば「菓子処きむら」では、アップルやチーズといった個性豊かな詰め合わせが人気を集めています。洋菓子店としてのこだわりが詰まった生地は、一度食べたら忘れられないほどの美味しさです。
自分好みの一品を探しながら歩く時間は、旅の素敵な思い出になるはずです。
平清盛ゆかりの地を巡る歴史散歩
厳島神社の社殿をさらに奥へ進み、平清盛の功績を称える清盛神社まで足を延ばしてみてはいかがでしょうか。平安時代の栄華を築いた平家一門の歴史に思いを馳せることができ、静かな時間が流れています。
神社の入り口近くには平清盛公の像も建立されており、記念撮影のスポットとしても親しまれています。武家政権の礎を築いた人物の足跡を辿ることで、宮島の持つ歴史的な深みをより一層理解できます。
歴史好きの方はもちろん、静かな環境で散策を楽しみたい方にも最適です。
\ 厳島神社に行くなら宿泊しよう/
フェリーから眺める瀬戸内海の絶景
宮島口から島へと渡る約10分間の船旅も、立派な観光アクティビティの一つです。船上からは、海に浮かぶ厳島神社の社殿や大鳥居を遠くから一望できる特別なアングルが楽しめます。
デッキに出れば心地よい海風を感じることができ、これから始まる冒険への期待感がぐっと高まります。海上からしか見ることのできないパノラマは、カメラに収めておきたい絶好のシャッターチャンスです。
行きと帰りで異なる時間帯に乗船すれば、光の加減でまた違った美しさを発見できるでしょう。
まとめ
美しい宮島の景色とともに多くの人々を惹きつけてやまない、厳島神社の特別な授与品について詳しく解説してきました。
神様と深い時間を共有した旧神衣が納められているという事実は、日々の平穏と健康を願う私たちにとって大きな心の支えとなってくれます。
実際に潮の香りを感じながら壮麗な廻廊を歩き、ご自身の目で大鳥居を眺めた後に授かることで、より一層深い安心感と満足感を得られるはずです。
今回ご紹介した情報が、ご家族や大切な方の幸せを祈願する素晴らしい旅の参考になれば幸いです。
- 世界遺産である宮島に鎮座する名社の歴史
- 毎年元旦の深夜に執り行われる神聖な儀式
- 一年を通じて神前にお供えされた清らかな衣
- 袋の中に納められている特別な布の切れ端
- 白地に金色の美しい模様があしらわれた意匠
- 海外からの参拝者にも配慮された裏面の英語表記
- 授与所で納める目安となる1200円という金額
- 心身の健やかさや病の回復を願う強いご神徳
- いつまでも元気でいてほしい大切な家族への贈り物
- 頒布数に限りがあるため早めの参拝が推奨される点
- 海上に建つ美しい寝殿造りの建物を巡る参拝ルート
- 客神社から祓殿を経て拝殿へ向かう正しい順路
- 他の授与品とは一線を画す特有の歴史と背景
- 長期間神殿に置かれたことによる神秘的な霊力
- すでに不思議な力が満ちていると感じた参拝者の声

